2019-11-28 第200回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
御指摘のとおり、複数の遺伝子変異を同時に検査することができますいわゆるがん遺伝子パネル検査につきましては、本年六月一日に保険適用されました。 このパネル検査の対象患者でございますけれども、御指摘のとおり、標準治療がない固形患者又は標準治療が終了した固形がん患者となっております。これは二つ理由がございます。
御指摘のとおり、複数の遺伝子変異を同時に検査することができますいわゆるがん遺伝子パネル検査につきましては、本年六月一日に保険適用されました。 このパネル検査の対象患者でございますけれども、御指摘のとおり、標準治療がない固形患者又は標準治療が終了した固形がん患者となっております。これは二つ理由がございます。
個人のゲノム情報から遺伝子変異を見付けて有効な治療を行うと。 ここで、AIを、個人情報を、個人の診察記録をいろいろ集めて、たくさん集めてAIを作って、そのAIに判断をさせるわけでありますが、この医療が実現するためには膨大な遺伝子情報の収集、蓄積が必要になります。
御指摘の遺伝子変異を有して、乳がんや卵巣がんになりやすい方に対する予防的手術への保険適用については、がんの原因となる疾病に対する治療と位置づけられるかという課題や、あるいは、他の方法で早期発見の可能性があるかどうかという論点などがあります。これは、今委員もお話がありましたが、エビデンスを確認しながら、関係者の意見を聞きながら慎重に検討を続ける必要があると思います。
○根本国務大臣 御指摘のHBOC、遺伝子変異を有して、乳がんや卵巣がんになりやすい方に対する予防的手術、つまり切除したらどうか、こういうことで、保険適用したらどうかというお話だと思います。
お尋ねの京都大学MGeNDは、遺伝子変異、それから関連する臨床情報を公開いたしまして、臨床現場で利活用されることを目指しまして、平成二十八年度から構築をいたしまして、平成三十年三月から運用開始をいたしましたデータベースでございまして、具体的には、がん、難病、感染症等の領域でのゲノム解析で得られた遺伝子の変異と疾患の発症との関連についてデータベース化をいたしまして、匿名化した上でそれらの情報を公開いたしておりまして
一方で、きょうの質問は、がんの原因となる遺伝子の変異、少し難しい話になりますが、一つは、親から受け継ぐ先天的な遺伝子の変異、もう一つは、生まれた後に起こる後天的な遺伝子変異、これがありまして、前者、親から受け継いだ先天的な遺伝子変異を有する遺伝性腫瘍のがん患者、あるいは遺伝子変異陽性のがん未発症者、遺伝子は持っているけれどもまだ発症していない、こういう人の割合が一定割合で存在することが知られてきております
オラパリブは、BRCA遺伝子変異陽性の乳がん、すなわち遺伝性乳がんを適応症としてございまして、御指摘いただきましたように、この薬の使用には遺伝カウンセリングが重要でございます。ゲノム医療の推進には遺伝カウンセリングに関わる者の育成が重要でございまして、学会等で人材の育成が進められているものと承知してございます。
先ほどの第三期のがん対策推進基本計画の中でも、医療の分野別施策の医療の充実の中にある話だと思いますが、ゲノム医療というのは臓器別ではなく遺伝子変異に対応して治療するのが最大の特徴であります。同じ肺がんでも原因の遺伝子が様々でありますので、その対応する抗がん剤もおのずと異なるわけであります。
それでは、今がんのゲノム医療の話をお聞きしたんですが、遺伝子を特定する際に複数の遺伝子変異を一度に網羅的に調べる遺伝子パネル検査というのがございますですね。従来は一度に一つの遺伝子変異しか判別できなかったコンパニオン診断、これが主体であったというふうに思います。
がん細胞に含まれる特有の遺伝子変異など、がんに関するゲノム情報と抗がん剤の有効性、安全性との関係については科学的知見が集積されつつありまして、現在、国内においても情報収集体制が整備されつつあります。
特にお尋ねの分子標的薬、最近の科学技術の進歩によりまして出てきた新しいジャンルの医薬品でございますけれども、がん細胞に発現している特定の遺伝子又はたんぱく質を標的分子として作用して効果を発揮する医薬品と、こういう性格がございますので、この作用する遺伝子変異など標的分子の有無をあらかじめ確認をして、効果が高いと期待される患者に対して適切に使用されるということが非常に重要であるというふうに考えてございます
また、人工知能によりまして、がんの原因となる遺伝子変異を分析いたしまして診断支援を行うことによりまして、通常分析に二週間以上必要なところを十分程度へと大幅に短縮されたなどの事例が報告されているところでございます。
今委員おっしゃられましたとおり、このBRCA1という遺伝子ですか、本来はがんを抑制する遺伝子の一つであるらしいんですけれども、これが、突然変異等々を起こして、逆にがんをつくってしまうというような、そういう可能性があるということで、普通の方は、七十歳まで乳がんに罹患する確率が一般的に五から一〇%程度なものが、この遺伝子変異を持つ方は五六から八七%と報告もあるようでございます。
一方で、アマンタジンは、M2の遺伝子がミューテーション、遺伝子変異していますから、あっという間にレジスタンス、Rというのが出てくるんですね。タミフルにしても、NAの遺伝子、これが、ノイラミニダーゼの遺伝子が変わっちゃいますから、変わっちゃうとRが出てくるんですね。
しかし、委員も御案内だと思いますが、ノルウェーで遺伝子変異ということがありましたけれども、これも正確に明らかに変異がこうなっているというようなことでは、なかなか評価は難しいんですね、現時点では。しかし、これは引き続き注視していかなければいけないと、そのように思っています。我が国でも、病原性の変化及び抗原性の変化ということについてはまだ確認はされておりません。
だけど、ノイラミニダーゼは悲しいかな、遺伝子変異が非常に速いスピードで起きてしまうからイタチごっこになりやすいと。どうしてもウイルスと薬のイタチごっこで耐性が非常にできやすい、それが資料五の真ん中から下ほどのところですね。
○政府参考人(西山正徳君) 先生の御指摘のケースは上海のケースだと思いますけれども、実は人から人への感染というのは今世界中にございませんで、その確定は遺伝子変異を見ながらWHOが決定するというふうなことであります。したがって、現在上海のケースも現実的には新型インフルエンザではないという結論になっております。失礼しました、南京のケースでございますけれども。
○外口政府参考人 委員御指摘のように、新型インフルエンザにつきましては、これは鳥インフルエンザのH5N1がどういう形で遺伝子変異を起こして病原性あるいは感染性が変化してくるかということがまだこれから変わり得る状況でございますので、確かに専門家の間でいろいろな意見がございます。
それから、分離されたウイルスは、これはインドネシア側の発表ですけれども、危惧されているような、人に流行しやすいような、いわゆるヒト型への遺伝子変異はないということで、WHOも現在のとおりフェーズ3というふうにしているわけです。
一方で、ベトナムにおいて一部の患者からタミフルに対する耐性の遺伝子変異が確認されていることも事実でございます。 したがって、我が国としては、リレンザという薬も同時に備蓄に入ろうということで、三十万人分をこの両年間で考えてまいりたいと思っております。